月間活動報告 | 2021年12月
2021年も残りわずか、待ちに待った冬らしい寒さと真っ白な雪がやってきました。POW JAPANへのご賛同・ご支援、キャンペーンへのご参加など、今年もみなさまのサポートによって活動を続けられたことに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
2021年、国内においてはエネルギー基本計画の改定、参院選、世界に目を向けるとアメリカのパリ協定復帰、IPCC第6次報告書、COP26など、気候変動に関わるトピックが多くあり、POW JAPANでも特に国内のイベントに合わせたキャンペーンを実施してきました。これらのトピックがニュースや新聞で注目されるようになり、企業を含む社会全体の脱炭素の流れが加速する一方で、日本は未だCO2排出量における多くの割合を占める石炭火力発電から抜け出せない状況があります。「気候危機」や「脱炭素」という言葉が一般的になった今も、今まさに危機的状況であること、それを回避するために本気で取り組む必要であることについて、十分に理解されているとは言えない状況でもあります。
私たちは冬の自然環境の変化や異常にいち早く気づき、気候変動問題に対して声をあげ、行動してきました。下記気候変動ニュースでも「2050年までにおよそ二億人が国内移住を余儀なくされる」というニュースを紹介していますが、この危機は私たちの愛する冬だけでなく、暮らしそのものにも、さらに大きな影響をもたらす日が近づいています。この問題解決のために、いま何ができるのか?その答えや行動はひとつではありません。暮らしや仕事、あるいは社会との関りなど、あらゆるところにそのヒントはあります。「冬を守りたい」と思う仲間たちが行動を起こしていく、その助けとなれるよう、POW JAPANも前進していきます。
冬を守るためのエネルギーは、冬を楽しむことから生まれてくるはず。
思い出に残る素晴らしいシーズンを過ごして下さい。
月間活動報告 | 2021年12月
2021年も残りわずか、待ちに待った冬らしい寒さと真っ白な雪がやってきました。POW JAPANへのご賛同・ご支援、キャンペーンへのご参加など、今年もみなさまのサポートによって活動を続けられたことに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
2021年、国内においてはエネルギー基本計画の改定、参院選、世界に目を向けるとアメリカのパリ協定復帰、IPCC第6次報告書、COP26など、気候変動に関わるトピックが多くあり、POW JAPANでも特に国内のイベントに合わせたキャンペーンを実施してきました。これらのトピックがニュースや新聞で注目されるようになり、企業を含む社会全体の脱炭素の流れが加速する一方で、日本は未だCO2排出量における多くの割合を占める石炭火力発電から抜け出せない状況があります。「気候危機」や「脱炭素」という言葉が一般的になった今も、今まさに危機的状況であること、それを回避するために本気で取り組む必要であることについて、十分に理解されているとは言えない状況でもあります。
私たちは冬の自然環境の変化や異常にいち早く気づき、気候変動問題に対して声をあげ、行動してきました。下記気候変動ニュースでも「2050年までにおよそ二億人が国内移住を余儀なくされる」というニュースを紹介していますが、この危機は私たちの愛する冬だけでなく、暮らしそのものにも、さらに大きな影響をもたらす日が近づいています。この問題解決のために、いま何ができるのか?その答えや行動はひとつではありません。暮らしや仕事、あるいは社会との関りなど、あらゆるところにそのヒントはあります。「冬を守りたい」と思う仲間たちが行動を起こしていく、その助けとなれるよう、POW JAPANも前進していきます。
冬を守るためのエネルギーは、冬を楽しむことから生まれてくるはず。
思い出に残る素晴らしいシーズンを過ごして下さい。
Hot Planet Cool Athletes
at 南魚沼市立石打小学校
(2021年12月6日)
12月6日、新潟県南魚沼市立石打小学校の4・5年生向けてHot Planet Cool Athletesを開催。この日はPOWアンバサダーで南魚沼が地元のプロスキーヤー 小野塚彩那さんも登場してくれました。今回のテーマは「雪の未来」。気候変動で降雪量が減り、雪が降る期間が短くなるだけでなく、海水温や気温が高くなることで空気中の水蒸気量が増え、寒気が入ればドカ雪に、気温が高ければ大雨となって山間部の雪を溶かし、融雪水が河川氾濫に繋がるなど、これまでなかった災害が起こる可能性なども伝えてきました。また、小野塚さんからも地元の雪の降り方の変化をお話いただきました。後日、子どもたちは三学期にやっていくことを話し合い、「雪の良さを伝えること」、「地球を守る行動を教えること」を決め、雪の少ない地域の小学校との交流や、雪遊び広場を作ったり、学んだことを伝えるイベントなどを予定している、と先生から連絡をいただきました。どんなアクションになるか続きの報告が楽しみです!
実は今回の開催は、Retail Programに参加してくれている美容室Loyleさんが同校の先生にPOWを紹介してくれたことがきっかけ。「冬を守る」ムーブメントが地域のネットワークを通して広がっていくことを感じる機会にもなりました。
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POW in the SHOP
at パタゴニア神田ストア
(2021年12月11日)
パートナー企業のパタゴニア。その直営店の中でもスノースポーツに特化したパタゴニア神田ストアで、アンバサダー中島力さんとともにPOWの活動を紹介する機会をいただきました。店内ではパネル展示やPOWグッズの販売、気候変動のメカニズムやPOWの活動を紹介するミニスライドショーを実施。直前の告知にも関わらず、「IGで見たので、来てみました!」という方も多く、POWの活動をフォローしてくれている方々と直接お話する貴重な機会となりました。
この冬から、パタゴニア神田ストアではスノーウェアのレンタルプログラムがはじまっています。大切に使ったり、修理したりすることに加え、「シェア」という新しい価値を提供するパタゴニア。さらにこのプログラムの利用料金をPOW JAPANの活動にご寄付いただいています。パタゴニアのウェアを試してみたい!という方も利用してみてはいかがでしょうか。
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Hot Planet Cool Athletes
at 青山学院大学スキー部
(2021年12月14日)
青山学院大学スキー部2年生からの問い合わせをきっかけに実現した本企画。「スキーが好きで雪がなくなると困る学生が多いはずなのに、まわりの人たちは行動していない」という問題意識を持ち、「まずは気候変動問題を知り身近な人に伝えるアクションに繋げたい、また青学スキー部から他大学へも広げていきたい」という想いをシェアしてくれました。今回はオンラインでHot Planet Cool Athletesを実施し、アクションの輪の広げ方をディスカッションしました。参加できなかったメンバーを含め青学スキー部内で共有と冬を守る意識を根付かせていくこと、そして他大学とも気候変動を知る「場」を作ったり、楽しみながらインパクトを出せるアクションを実践する、といった方向性が見えてきました。大学生パワーにも期待です!
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メディア掲載情報
朝日新聞
朝日新聞里谷多英「金」の長野五輪スキー場に幕 温暖化で営業短縮、客は激減
SNOW HEAVEN JAPAN
「雪の日」を考える〜気候変動とスキー場で働く私たちができること
:10月に長野県索道事業者協議会が実施したセミナーでの登壇の様子を記事にしていただきました
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世銀試算、温暖化で2億人避難 貧困1億3千万人増、対策求める
「地球温暖化に伴う気候変動による水不足、海面上昇の深刻化などにより、2050年までに、世界各地で最大2億1600万人が住居を追われ、国内避難を迫られることが分かった。温暖化の原因となる温室効果ガスの排出抑制対策をすれば、国内避難民を最大8割減らせるとし、各国に早急な対応を求めた。地域別で見ると、サハラ砂漠以南のアフリカが約8600万人と最多。東南アジア・太平洋地域の約4900万人、南アジアの約4千万人が続き、発展途上国への影響が顕著だ。」出典:共同通信(2021年12月8日)
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