月間活動報告 | 2022年1月

ここ数年の中でも十分な積雪があり、心も体も雪に満たされた1月。私たちは気候変動から「冬を守る」ために行動していますが、この原動力となるのは雪や大自然=フィールドでの時間や、その素晴らしさを仲間や大切な人たちと共有できること。皆様もぜひ、引き続き良い雪を仲間たちと楽しみ、そして雪山や自然への感謝を行動に変えて、一緒にアクションしていきましょう。

2021年末、パートナーでもあるエイブル白馬五竜のエスカルプラザ屋外ウィンドウにPOW JAPANのバナーを設置させていただきました。多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れるスキー場に、こうしてメッセージを掲げさせていただけることを誇りに感じています。白馬に訪れた際は、ぜひこのウィンドウを見つけて写真を撮ってみてくださいね!そして五竜の再エネ100%ナイターゲレンデもぜひ楽しんでください。その他にも、八方尾根や岩岳などで再エネが導入されています。さらに、この冬は大会で使用するリフトを再エネで稼働する、という嬉しいニュースも聞こえてきたり・・・こちらもお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

月間活動報告 | 2022年1月

ここ数年の中でも十分な積雪があり、心も体も雪に満たされた1月。私たちは気候変動から「冬を守る」ために行動していますが、この原動力となるのは雪や大自然=フィールドでの時間や、その素晴らしさを仲間や大切な人たちと共有できること。皆様もぜひ、引き続き良い雪を仲間たちと楽しみ、そして雪山や自然への感謝を行動に変えて、一緒にアクションしていきましょう。
2021年末、パートナーでもあるエイブル白馬五竜のエスカルプラザ屋外のウィンドウにPOW JAPANのバナーを設置させていただきました。多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れるスキー場に、こうしてメッセージを掲げさせていただけることを誇りに感じています。白馬に訪れた際は、ぜひこのウィンドウを見つけて写真を撮ってみてくださいね!そして五竜の再エネ100%ナイターゲレンデもぜひ楽しんでください。その他にも、八方尾根や岩岳などで再エネが導入されています。さらに、この冬は大会で使用するリフトを再エネで稼働する、という嬉しいニュースも聞こえてきたり・・・こちらもお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

 “雪山を守ろうウィーク”
with  yukiyamaアプリ
20221月14日)

POW Japan パートナーである yukiyama(雪山を遊び尽くすためのポータルアプリ)とのキャンペーン「雪山を守ろうウィーク」(1月17~23日)を開催。  アプリユーザーに、気候変動から雪山を守るために行なっていること・心がけていること、守りたい雪景色の写真などをハッシュタグ #powjapan #雪を守るのは私たち と共にシェアしてもらう企画を実施しました。キャンペーン前には、 「スノーコミュニティーと気候変動」をテーマに、小松吾郎と “yukiyama”の代表でパラリンピック北京大会日本代表の岡本圭司さんがホストととなり、各エリアの公認ライダーたちとのトークセッションするYoutube ライブを配信。共演者のみんなには、雪に向き合うスノーボーダーとして感じていることや、環境のためにやっていること、やりたいことなどを話してもらいました。 スノーボーダー同志でのトークセッションということもあり、リラックスしたムードで、ざっくばらんに地球温暖化や個人にできることなどについてお話しすることができました。キャンペーンは終わってしまいましたが、キャンペーンの様子はyoutubeや yukiyama のタイムラインから見ることが出来るので、是非ご覧ください。

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「アウトドアの未来に向けたセッション」
TOKYO OUTDOOR SHOW
(2022年1月16日)

TOKYO OUTDOOR SHOW 2022 のトークイベントに登壇。「アウトドアの未来に向けたセッション For Outdoors Future~フィールドを越えた共有と対話~」をテーマに、アウトドアのフィールドで活動する3つの環境団体、コンサベーション・アライアンス・ジャパン(CAJ)、サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(SFJ)、リーブ・ノー・トレイス・ジャパン(LNTJ) と一緒に参加させていただきました。 それぞれが取り組むテーマに違いはあっても、環境の問題はそれぞれに密接な繋がりがあること、だからこそ、各団体がテーマやフィールドを越えて連携していくことの必要性を再確認できる貴重な場となりました。

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「スノースポーツから気候危機を考える」
KSI (KAMAKURA SUSTAINABILITY INSTITUTE)主催
(20221月20日)

鎌倉サステナビリティ研究所が主催するオンライン座談会”Hoopus Cafe”に「スノースポーツから気候危機を考える」というテーマで登壇しました。この座談会の目的は「非営利セクターの活動を知ってもらう」こと、そして「気候変動の解決を仕事にすることの実例を知ってもらう」こと。団体紹介、POWに参加するようになった経緯や想いをお話ししました。参加者の中にはスキーヤー、スノーボーダーも多く、また8割が既に気候変動に仕事・プロジェクトとして関わっている、あるいは関わりたいという方々でした。フリートークでは「小さなプロジェクトを大きく広げるには?」「スキー場での再エネ導入はコストアップするがどのような対策があるか?」といった実践的な質問をいただき、白馬エリアでの事例を交えてお答えしました。今後各地の動きをサポートできる活動にも力を入れ、アクションが各地で起きていく事へ繋げたいと感じました。

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オンラインショップに新しい製品「オーガニック・フーディ」登場

POWオンラインショップにフーディーが仲間入りしました!裏起毛の厚手の生地はオーガニックコットン。胸にはロゴ、左袖に刺繍ワッペンが付き、シンプルながらも存在感あるフーディーに仕上がりました。カラーはグレーとアッシュブラックの2色展開。冬のお楽しみのお供として活躍するアイテムをぜひご覧ください!
オンラインショップでは、ゴーグルレンズを傷から守るGogglesoc(POW JAPANオリジナル)も販売中です。売り上げはPOW JAPANの活動資金として使わせていただきます。

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再エネ協議会 白馬村長へ答申
(2022年1月)

POW JAPANは一昨年から、白馬村が出した気候非常事態宣言をいかに具現化していくか、再生可能エネルギーをどう位置付けていくかを検討する委員会『白馬村再生可能エネルギーに関する基本方針等連絡協議会』の一員として、白馬村のゼロ―カーボンを実現するために他の委員のみなさまと検討していきました。そして1月20日、再生可能エネルギーの利用拡大や省エネ推進などを盛り込んだ「村のゼロカーボンビジョン」をまとめ、白馬村長に答申。このビジョンに向けて、①再生可能エネルギーの生産・需要に応える施策・利用の促進、②省エネの普及促進、③森林保全のための施策と活用の推進、④サーキュラーエコノミーの推進、の4つを重点施策として提言しています。白馬村が気候非常事態宣言を出したのは2019年。具体的な取り組みが実施されるまでには平坦な道のりではないですが、村という小さな単位から変化を生み出していけることは、きっと他の自治体にも刺激となるはず。なにより、滑り手でもある私たちがゼロカーボンに向かって仲間とともに検討し、行政に提言できることを誇らしく感じています。
(信濃毎日新聞 2022年1月21日掲載)

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メディア掲載情報


outdoor japan
Protecting Japan’s Pow
:outdoor japanに取材いただき、これまでの取り組みや活動の記事を掲載いただきました。


KEEN “FEEL GOOD TV”(Youtube)
:11月に開催した雪板ワークショップの主催者である高校生のミクさん、リリコさんへのインタビュー、そして雪板ワークショップの講師でもあるアンバサダーの五明淳さんと小松五郎へのインタビュー動画が、KEENのYoutubeチャンネルにて公開されました!

 

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冬季五輪にも温暖化問題、札幌のみ今世紀末に再開催可能

「温暖化ガスの排出を今世紀末までに大幅に削減できなければ、過去の冬季五輪開催都市のなかで再開催できるのは札幌(1972年開催)のみ、という研究報告が18日に公表された。 ウォータールー大学を中心とする国際研究チームは、1920年代以降の気候データと将来の気候変動傾向を基に調査。サンモリッツ(スイス)やリレハンメンル(ノルウェー)は温暖化の影響で開催できる環境ではなくなると予想された。  ウォータールー大学のダニエル・スコット教授(地理学・環境管理)はロイターに「いまの温度上昇傾向が続けば、今世紀末に環境的に再開催可能な都市は札幌のみとなる」と述べた。かつて再開催可能な都市は少なくとも21都市あったが、今世紀半ば時点で、それより少なくなる見通しという。」(ロイター 2022年1月1日)

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