Goldwin Campに参加

(2023年4月1-2日 by Setoyanagi)

4月1-2日、小学生から大人までのレーシング系と技術系のスキーヤーが参加するGoldwin Campにブース出展、および昨年に続きセミナー講演をさせていただきました。 初日の夜に開催されたセミナーにはキャンプ参加者やGoldwinスキーチーム、関係者を合わせて約120名が参加。アンバサダーの小野塚彩那さんから気候変動により将来の小雪やシーズン滑走日数が減少する危機感、そしてその危機に対してスキーヤーとしてできることとして、これまでのPOW JAPANの活動、国内外のPOWアンバサダーやスキーヤーが起こしている具体例を話してもらいました。 セミナーの後にはブースに訪れて下さる方も増え、2030年には滑れる日数がかなり減ってしまうのではないか?と危機感を持っている事を話してくれた10代のスキーヤーが印象に残っています。 パートナー企業・アンバサダーと協力して、まだPOWの認知が広がっていないレーシング系・技術系のスキーヤーへアプローチができた、とても良い機会でした。Goldwinのみなさま、ありがとうございました。

開催地となった安比高原がある八幡平市は、日本初の商用地熱発電所が作られた地熱発電発祥の地で、再生可能エネルギーだけでなく熱や温水を使って地域を活性化する地熱モデル地区になっています。現在、八幡平地区で3基目となる安比地熱発電所の建設も進んでいること、地域のエネルギー資源を活用して脱炭素シフトを進め雪資源を守っていきたいという話を市議会議員の方に伺う事もでき、国内でも先進的なモデル地域になるポテンシャルを感じてきました。

❄︎ ❄︎ ❄︎

#統一地方選挙2023Instagram Live

「ヨウコの知らない世界ーGXの世界」

(2023年4月4日 by Yoko Nakamura / Ambassador)

気候変動政策の世界をテーマに、GX(グリーン・トランスフォーメンション)について、気軽で簡単にわかりやすくみんなで学ぶことを目的としたインスタライブを企画しました。 ゲストにはスキーヤーでもある気候変動アナリストの武井七海さんを迎え、 アンバサダーからは佐々木玄(スキーヤー)、そして私、中村陽子(スノーボーダー)がホスト役を務めさせていただき、GXについて視聴者と一緒に学ぶことができました。 150兆円の税金が投入されるGXの政策決定までのプロセスや、その内容には問題点が多くあることを“知る”ことができ、私たちの“知らない世界”で重要な政策が知らず知らずのうちに推し進められ、気づいた時には決定しているという怖さを知ることができました。 今回のトークライブで、もっとたくさんの“知らない世界”を知りたい、“知らなきゃやばい”という気持ちが高まり、気候変動政策への知識や、この後の統一地方選挙への投票意識へつなげることができた良い機会となりました。POWのインスタグラムのリールにアーカイブを残しているのでまだ観ていない方はぜひ。

❄︎ ❄︎ ❄︎

太陽光でロープトウは動くのか!?
DRRREAM SESSION

(2023年4月8-9日 by Goro Komatsu)

「R天国」で名高い山形県湯殿山スキー場で開催された「DRRREAM Session」に出展しました。他には無いユニークな地形をみんなで滑る(セッションする)というコンセプトのこのイベントは、もちろんそれだけでもポジティブな空気で満ちていましたが、今回は3月中旬に予定され雪不足によって中止となったイベント 「Future lab」 がジョイントする形での開催でした。POW JAPAN のパートナーでもある Diggin’ Magazine が主催するFuture Lab は、タイトルが示す通り雪山文化の未来をイメージした内容が含まれています。今回の実験はズバリ「ロープトウを太陽光発電で動かす!」でした。会場に運び込まれた太陽光パネルにロープトウを直接つなぎ、その場で作られた電気でロープトウを動かすというおそらく世界初の試みを試した結果!? 動きましたー! もちろんどんな電気でもロープトウの動きは同じですが、、届く感覚は全く違います。目の前に降り注いでいる太陽光でこれが動いている。地球に(ほぼ)なんの負荷もかけずに届けられたエネルギー、最高に決まっています。「気持ちいい〜」+「楽しい〜」です。約150m のロープトウに最大15人くらいが引っ張られていても、太陽が出ていれば全く問題なく動きます。曇ってくると、、スローダウン。完全に隠れると動きません。当日は様々な天気がミックスされた日で、動いたり、動かなかったり。だったので(それはそれで味わい深いですが)、来年の実験は蓄電!? に、なるのでしょうか? とにかく、色々と夢(Dream)が広がるあの場所に立ち会えたことは、とてもとても素敵な体験でした。

❄︎ ❄︎ ❄︎

アンバサダー小野塚彩那

MDVスプリングスキーキャンプに参加

(2023年4月15日 by Ayana Onoduka/Ambassador)

志賀高原で開催されたMDVスポーツジャパン様が開催するするスプリングキャンプにセミナー登壇をしてきました。約70名の方達はPOWという言葉を聞くこと自体が初めての方が多く、POWって何なの?実際、気候変動って何なの?というところからお話をさせていただき、実際に自分たちができることのアクションや事例なども交えながらお話をさせていただきました。また、参加者の皆さんの手元にはPOWのブローシュアがある状態でお話ができたことで、実際の地球温暖化のスピード感などもお話することができたのではないかと思います。終わってみると、参加者の方から何かできることは?会社でもやれることはありますか?など、実際にメーカーさんに問い合わせがあったということでした。アンバサダーの立場から”伝える”というアクションがこのような形でダイレクトに滑り手の方たちに届けられるセミナー方式の登壇は良い形だと感じています。

❄︎ ❄︎ ❄︎

札幌G7気候アクション

(2023年4月15日 by Wanaka from Niseko)

札幌在住のイーサンと企画した「札幌G7気候アクション」。日本でのデモは私にとって初めてだったので、とても緊張しました。でも勇気を出して、札幌大通りで、メガホン片手に大声で「石炭火力の廃止やアンモニア混焼への反対、再エネへの速やかな移行」を訴えました。ニセコのスキー仲間が一緒に歩き、声かけをしてくれたことは心強かったです。子供たちも手作りの素敵なプラカードを持ってノリノリで声かけしてくれて、「デモってこんなに楽しくもできるんだ」と感動。メディアにも5社ほどインタビューしていただき、道新には素敵な写真と共に記事が掲載されました。来月もG7広島に合わせて札幌でマーチをするかもしれません。お楽しみに!

❄︎ ❄︎ ❄︎

Minakami Vibes & チャリティークロスに参加

(2023年4月15-16日 by Goro)

天神平スキー場で行われたイベント Minakami Vibes 、かぐらスキー場で開催されたチャリティークロス・イベントに参加してきました。世界最大級のボウル地形で人気の Minakami Vibes は小雪の今年も期待を裏切らない巨大な地形が用意されていました。あいにくの雨でしたが、最高の地形を目の前にした参加者の皆さんのバイブスは高く、雨ニモマケズ、ガスニモマケズ、熱いセッションが繰り広げられていました。日曜日に行われたチャリティークロスは、東日本大震災から立ち上がりその収益を被災地に送ることから始まっています。継続10年を超え、現在は自分たちスノーコミュニティーの活動環境を守るためにも尽力していこうと、2021年から寄付先の一つに POW JAPAN を選んでくれています。残念ながら濃霧に見舞われ、大会としては開催出来ず、練習会と言う形で現役のクロス日本代表などによるレッスンが行われました。天気はもちろんですが、 雪が多くて有名な両スキー場も、今年はローカルが驚くほど雪が少ない。ギリギリの開催といった感じでした。主催者の計らいで、両イベントでスピーチもさせてもらい、どんどん減っていく雪、暖かい春、温暖化をこれ以上進めないためにはスノーコミュニティー・アウトドアコミュニティーの力が絶対必要だ!と話させていただきました。来年の開催、そして未来に繋がるように頑張っていきましょう!!

❄︎ ❄︎ ❄︎

トークセッション
「滑り手に聞く!地方行政とまちづくり」

(2023年4月22日 by Kenji Kono /Ambassador)

4年に一度の統一地方選挙を前日に控えた4月22日。長野県 野沢温泉にてトークイベント「地方行政とまちづくり」が開催されました。

野沢温泉村議会議員の上野雄大さん、白馬村村議会議員の加藤ソフィーさん、野沢温泉観光協会代表理事を務める私、河野健児の3人が登壇し、それぞれの立場での地域との関わり方、地域の課題、地域の将来のビジョンなどを中心にトークセッションが行われました。会場には野沢温泉村村長をはじめ野沢温泉の住民や近隣地域からの参加者も見うけられ、滑り手として、地域に関わる一員としての考えを聞いていただける有意義な時間となりました。
また地球規模の問題を解決する一つの手段として、それぞれの地域から変化を起こすことが必要だと改めて感じる機会となりました。
地域から変化を起こすには、先ずは組織の種類、規模の大小に関わらず、なんらかの形で一人ひとりが地域のコミュニティーに参加することが重要ではないかという話をさせていただきました。そうすることで自分の住む地域をさらに深く知ることになり、それが自分の住む地域をさらに好きになるきっかけになるそういう想いを持った仲間が各地域で増えることで大きな変化が生まれるように思います。
雪や自然を守りたいとう滑り手たちの想い、地域をより良くしたいという地域住民の想い、この二つの想いを持った仲間たちと地域から変化を起こすきっかけとなるイベントになったように思います。

Photo: Moe Kurita

▽Spotifyでもご視聴いただけます

❄︎ ❄︎ ❄︎

滑れる未来のために

Niseko Climate Ride

(2023年4月22日 by Wanaka from Niseko)

ここ数年、リフトに乗るたびに「自分が今やっていることは、自分の未来を壊しているのと同じなんだなぁ」と嘆いていました。白馬がリフトを再エネで動かす方向に進んでいることを羨み、日々ボヤいていました。でも、そんなのはもうおしまい!自分ができることをやろうと立ち上がりました。そんな私の挑戦の第一号は、「Niseko Climate Ride -滑れる未来を守ろう-」。POWのパートナーであるRhythm Japanと一緒に準備を進め、ドキドキのイベント当日を迎えました。たくさんの仲間が集まってくれて、とっても楽しいスキーマーチになり、大成功でした!でも、私の挑戦はまだ始まったばかり。引き続き楽しみながら頑張ります!

Photo: Glen Claydon

❄︎ ❄︎ ❄︎