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アーカイブ2019-02-12T09:28:05+09:00

ブローシャーが新しくなりました

ブローシャーが新しくなりました POW JAPAN事務局 来年で発足から5年を迎えるPOW JAPAN。私たちの名詞代わりとなる「ブローシャー」を刷新しました。 ブローシャーは、ブース出展時やショッププログラム加盟店にてお配りしています。Protect Our Wintersとは何か、何を大切に、どこを目指して、どんな仲間と歩んでいるのか。できる限りわかりやすく、でも私たちの活動の「本質」も手にとっていただいた方と共有できるように、事務局皆んなで頭を突き合わせ、紡ぎ出しました。ぜひ、手にとってメッセージを読んでいただけたら幸いです。 イラストやデザインは丘広大さん(@kodaioka_artworks)に依頼。イラストたちが親しみやすさを与えてくれています。 ブローシャーを新しくするにあたり、まずは「本当に紙で伝える必要があるのか」からスタートしました。やっぱり紙にしよう、となれば、紙や印刷工程において少しでも環境負荷やCO2排出量を減らせるように、先進的に取り組まれている大川印刷さんに依頼。今回はFSC認証を取得した用紙を採用しましたが、その他にも竹を原料とした用紙やノンVOCインキ(石油系溶剤0%)を使った印刷、さらに自社印刷工場の屋根に設置される太陽光パネルで自家発電しており、そこで賄えない電力は風力発電由来の電力を購入するなどして「CO2ゼロ印刷」を試みるなどの徹底ぶり。ぜひ大川印刷さんのWEBサイトを覗いてみてください。 大切な資源を使って造らせてもらったからには、皆さまのお手元に少しでも長くあってほしい、そんな思いを込めて、今回のブローシャーの裏面には一枚の写真を採用することにしました。 この写真はアンバサダー/プロスキーヤーの佐々木大輔が推薦した一枚。 "地球の長い月日が作り出した奇跡の様な斜面"Hairy tongue"(ぞっとする舌)。2008年、全力でターンを刻んだ。今は溶けてしまい、この世には無い。今を生き。楽しみ、地球の未来の為に何が出来るのか、考え続けていきたい。" – 佐々木大輔

株式会社シール堂印刷の環境配慮型シール

株式会社シール堂印刷の環境配慮型シール POW JAPAN事務局 本当にありがたいことに、白馬界隈ではPOWのステッカーを車やギアに貼ってくださる方をよく見かけます。高速道路を走っていたときに、追い越していった車の後ろにPOWのステッカーを見つけたときは、なんだか感無量でした。POWのことを知っていますか?の質問に対して「ステッカーでロゴは見たことあるよ」と回答する方も多く、ステッカーが私たちの活動を広げてくれているという実感もあります。 さて今回は、そのステッカー印刷でお世話になっている「シール堂印刷」さんにお願いして、シールの裏側について寄稿いただきました。ものづくりにおいても、こうして心強いパートナーが同じ方向を見て、寄り添ってくださることを、本当に嬉しく思います。ぜひお読みいただき、そしてみなさんのヒントになれば幸いです。 今回、主役のステッカー この度は、貴団体(一般社団法人Protect Our Winters Japan以下 POW様)と環境配慮型シールについてお話の場をいただきお礼を申し上げます。 まずはPOW様において採用いただいてる材料の詳細を記載させていただきます。 次の材料をご採用いただいております。 ベース(基材):発泡PET 材質の空洞化構造により一般的なPET合成紙と比較して、約21%の原料を削減し再生PETを25%以上使用してます。軽量化と再生PETの使用により、同じ厚みのPETフィルムを製造する場合と比べ、CO2の排出量を27%削減してます。 ラミネート:PET#16GRラミ用 再生PET樹脂を80%以上使用。一般的なPETフィルムに比べ、製造工程で排出されるCO2を24%以上削減してます。 また基材の発泡PETの“糊”は、バイオマスマーク取得粘着剤。バイオマス樹脂を20%以上配合した粘着剤です。合成樹脂のみからなる粘着剤と比較すると、CO2の排出量を12%削減します。

POW JAPAN、北海道へ

POW JAPAN、北海道へ Goro Komatsu 怒涛の一週間が終わり、気付けば再び北海道の南端新函館北斗に向かって電車に揺られています。 2021年8月、今回の北海道トリップ。 北海道出身の自分は、仕事の日以外も、家族に会ったり友人に会ったりと、かなり忙しいドタバタの滞在期間を過ごしました。各スポット数時間(あるいはそれ以下)とかだったけど、多くの人と本当に濃い時間が過ごせた。 前半は、去年から始まった札幌市との取り組みに関連するミーティングや、北海道在住の POW アンバサダー、様々なキーパーソンたちとのミーティングをこなし、後半は今回のメイン・イベントであるサーフムービー「Breath in the moment」の上映会イベントへの参加。 POW として出展し、学生向けの環境教育プログラム “Hot Planet Cool Athletes” もやらせてもらいました。 もちろんスノーボーダーとしても馴染み深い北海道。アウェイのようなホームのようなこの場所での(POW としての)デビュー戦を、こんな最高で温かいイベントで迎えられたことは本当にありがたかった。 ブースでは、友人たちやその日出会った人たちと、多くの話をし、北海道のみんなの気候変動に対する思いや感覚を聞かせてもらいました。すでに雪が雨に変わっている本州のスノーエリアと比べると大きな変化が見えづらい北海道。2年前に訪れた時は「いやー、本当に(気候変動は)起こってるのかねー?」という意見も少なくはなかった。しかし今回(7月後半)のタイミングはこれまでの北海道では考えられないような猛暑の真っ只中、誰もがその尋常ではない暑さの話をし、危機感を覚えていた。 “Hot Planet Cool Athletes” は、60人近くの方(うちのオカン含む)にかなり真剣に聞いて頂けて、実施後は絶賛の嵐!(大げさに言っております。) 自分が上手く話せていたかどうかはさておき、今地球で起きている変化や、何故私たちが今行動を起こさなければならないのか?多少なれど伝えることは出来たと思います。 ▲地元紙で掲載いただきました

豊かな暮らしとフィールドでの遊び、仕事の理想的なバランスを目指して

豊かな暮らしとフィールドでの遊び、 仕事の理想的なバランスを目指して Lisa Obinata 「私たちの愛する冬を気候変動から守り、未来につなぐ」という理念の下、2018年に活動をスタートした非営利の環境団体POW JAPAN。現在、5人の事務局メンバーを中心に、スノーコミュニティ発の脱炭素社会の実現というビジョンに向かって、さまざまな取り組みを行っている。発足3年目にして、数々のミッションをクリアしてきた彼らだが、もともと環境問題の専門家でもなければ、組織を運営してきた経歴もない。共通するのはスキー、スノーボードをこよなく愛し、自然に囲まれた場所で暮らしているということ。それぞれのライフスタイルと調和したPOW JAPANでの“働き方”を、3人の事務局メンバーが語り合う。 左からPOW JAPAN事務局の脊戸柳武彦、髙田翔太郎、鈴木瞳 POW JAPANに関わるキッカケ ー まず、みなさんがPOW JAPANに関わることになった経緯を教えてください。 高田翔太郎(以下、翔太郎):POW JAPANは2018年にスノーボーダーの小松吾郎さんを中心に発足したのですが、設立準備の段階で、さまざまな環境団体の支援をしているパタゴニア社も関わっていたそうです。僕は2016年までパタゴニアで働き、1年半ニュージーランドを旅して大町(長野県)に帰ってきたころ、パタゴニア環境部を通じてPOW JAPAN設立の話を聞いて。POW Internationalの活動については知っていたし、ちょうど会社に所属して働くつもりもなく、長い旅を通じて地域のことや環境のことに関わりたい気持ちが芽生えていたので、「これは何かの縁だな」と思い、立ち上げメンバーに加わることになりました。 脊戸柳武彦(以下、セト):僕がPOWを知ったキッカケは2011年2月にジェレミー・ジョーンズがフィルムの撮影で白馬に来たときに、登り口でばったり会って一緒に写真を撮ってもらったことがありました。その後彼の作品を頻繁に見るようになり、ジェレミーが立ち上げたPOWの活動も意識するようになったんです。 当時、僕はサラリーマンで、毎週末スキーをするために宇都宮(栃木県)から白馬に通っていました。パタゴニア白馬にも通うようになり、翔太郎くんと知り合ったんです。彼との話は面白くて、一緒にサーフィンに行ったり、刺激を受けました。 のちに会社を辞めて、白馬に家をセルフビルドで建て始めたころ、翔太郎くんと再会しPOW JAPANが立ち上がったことを知りました。 それまでもビーチクリーンとかは日常的にやっていたけれど、ひとりでやっていても変わらないよな、という気持ちがありました。滑り手による環境団体ができて、アクションを広める活動ができるのは面白い、と思い、2019年5月のシンポジウムにボランティアで参加したのがキッカケです。 鈴木瞳(以下、瞳):私は2019年の冬にPOW JAPANに入りました。それまでは神奈川に住んでいたんですけど、いつか自然に近いところで暮らしたいなという思いがありました。そんなときに「POW JAPANで人を探しているよ」という情報が入り、すぐにピンときて翔太郎さんに連絡を取りました。3日後くらいには大町で小松吾郎さん、由紀子さん(プロジェクトオーガナイザー、吾郎の妻)、翔太郎さんとお会いしてトントン拍子に決まったんです。その冬は、白馬の宿で居候させてもらいながらPOWでの仕事を始めました。

Hot Planet Cool Athletes in 長野県立中野西高等学校

Hot Planet Cool Athletes 長野県立中野西高等学校 Riki Nakajima - Hot Planet Cool Athletesレポート- 5月27日、長野県立中野西高等学校にお招きいただき学生の皆さんにお話しする機会を頂戴しました。 中野西高校はESD活動(Education for Sustainable Development=持続可能 な開発のための教育)に熱心に取り組んでいらっしゃる学校で長野県の高校としては初めてユネスコスクールに認定された学校。 「環境保全」「異文化理解」「地域との協働」の3つの柱を中心に様々な実践をされています。 僕はひっさしぶりに学校ってものの敷地に足を踏み入れ、なんとも懐かしい 気持ちに。 今回は県庁のゼロカーボン推進課の方々や中野市の環境課長さん この地域でご活躍される名だたる方々などなど 錚々たるパネリストもお迎えして、もはやシンポジウムか?レベル。 これだけの大人達が集まったのはこれからを生きる彼らの何かしらの力になりたいと思っている証でもある。 また、それだけの関係性を校外にしっかり築けている校風にも感心させられた。 約一週間前の声掛けにも関わらず、11名もの外部関係者がHot

スキー教室×Hot Planet Cool Athletes(正則学園高等学校)

スキー教室×Hot Planet Cool Athletes(正則学園高等学校) Takehiko Setoyanagi - Hot Planet Cool Athletesレポート- 正則学園高等学校(東京都/神田)にて環境教育プログラム『Hot Planet Cool Athletes』(以下HPCA)を開催。「白馬近郊で実施予定のスキー教室と合わせてHPCAができないか」というリクエストをいただいたことをきっかけに実現に至りました。 都心に位置する同校は、商店や住民が多く、ローカルの人たちの繋がりが濃い神田という立地を活かし、地域住民や企業とユニークな課外授業を行っている学校で、SDGsの学習を通して課題解決に向けて行動に移すことができる人材の育成にも力を入れているそうです。 HPCAと合わせて、気候変動への取り組みがすでに進んでいる白馬エリアでのスキー教室を開催することで、生徒の皆さんにいろんな気づきを得てほしい、という先生たちの強い熱意のもと、スキー教室に先立って、白馬エリアでの取り組みを紹介する事前学習をオンラインにて実施しました。 事前学習 事前学習では、正則学園の皆さんがスキー教室を実施する予定の白馬岩岳スノーリゾートの宮嶋さんにご協力いただき、白馬での取り組みを紹介。2019年5月に実施した「気候変動&地域経済シンポジウム」をきっかけに、白馬村や各スキー場、そして同年代の白馬高校の生徒たちが実際に行ったアクションをお伝えました。POWパートナーでもある白馬岩岳スノーリゾートからは、サステイナブルリゾートNo.1を目指し、スキー場で実施している再生可能エネルギーへの切り替えや、レストランにおける地産地消とプラスチックフリー化、再生材を使った内外装の推進といった取組みをご紹介いただきました。 白馬エリア訪問が楽しみになるよう、ローカルライダー達の滑り映像を流した時にはPCの画面越しにもノリノリの生徒さんの姿が見えた。 生徒さんたちはPOWや宮嶋さんの話しを熱心に聞き、滑り手の動画を見て盛り上がっていたこと、都会に住む生徒たちにとってプロスキーヤー/スノーボーダーはとても“COOL”で刺激を受けていたこと、を正則学園の先生から後日フィードバックいただきました。生徒さんが感じてくれたこのクールさが、まさに本プログラムの重要な要素の一つである『アスリートが伝える』力なのです。 スキー教室中止と生徒たちのフードロスアクション! 事前学習を経て、スキーを体験した生徒さんたちとのHPCA がますます楽しみになってきた3月。新型コロナウィルスが再び感染拡大し、残念ながらスキー教室が中止になってしまいました。 直前の中止に生徒さんたちもきっとがっかりしているだろうと想像していましたが、逆に彼らのパワフルなアクションを見せつけられる機会となりました。 止むを得ず直前のキャンセルにより、宿泊先で準備されていた約200名分の食材が余ることに。SDGsの17のゴールを学んでいた生徒さんたちは、これらの食材廃棄されれば「2. 飢餓をゼロに」、「13.

CHANGE A LIFE TODAY

As long as poverty, injustice & inequality persist, none of us can truly rest. It doesn’t take much to change a life, Get in touch today and start making the difference.

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