月間活動報告 | 2024年6月

各地で酷暑が続いておりますが、皆さま健やかにお過ごしでしょうか。まずはどうか、皆さまのお身体や暮らしの安全を第一に。そして、この酷暑、温暖化を引き起こす原因にも意識を向けて、今すべき(できる)行動をともにしていきましょう。

さて、皆さんと共有できることを楽しみにしていました!先日、とても嬉しいニュースをついに発表いたしました。全国のスキー場のゼロカーボンやサステナブル化を、スキー場と滑り手がともに目指す「サステナブル・リゾート・アライアンス(SRA)」。このたび、新たに9つのスキー場の加盟してくださいました!冬の間に皆さんにご協力いただいた「スキー場応援キャンペーン」では2,615の応援の声が集まり、春から全国のスキー場へ、「応援の声」を届けてしてまいりました。その結果、新たに加わってくれたのが以下9つのスキー場です!

ニセコモイワスキーリゾート/名寄ピヤシリスキー場/サッポロテイネ/札幌藻岩山スキー場/みやぎ蔵王えぼしリゾート/湯殿山スキー場 /万場スキー場/おじろスキー場 /氷ノ山国際スキー場
*現在の加盟スキー場は全国32箇所!全ての加盟スキー場はこちらから。

まずは気候危機に直面しながらも、ともに「グリーンなスキー場」を目指して歩むことを決めてくださったスキー場の皆さんに、心から敬意を表します!そして、スキー場に応援の声を寄せてくださった皆さま、一緒にスキー場へ働きかけてくださった心強い皆さま、キャンペーン時にお客さまを巻き込んでくれたパートナー企業のショップさまやイベント主催者のみなさま。こうして皆さんと一緒に日本のスキー場にポジティブな変化を促せていることを、本当に誇りに感じています!心から感謝申し上げます。この素晴らしいニュースを皆さんと一緒に祝福できましたら、私たちも嬉しいです。

そして、お知らせをもうひとつ。
加盟スキー場が”グリーン”になることを後押しするツールとして、スキー場経営におけるゼロカーボンやサステナビリティに特化した「サステナブル・リゾート・ハンドブック」が完成いたしました!「何かしたいけれど、何からはじめていいかわからない」というスキー場が、「はじめの一歩」を踏み出せるように、12のアクションをリストに具体的な内容や国内外の先進事例を紹介しています。冒頭のインタビューやアクションリスト内のコラムは、どんな方にでも読んでいただきたい内容です。SRAページからPDFにてご覧いただけます。

サステナブル・リゾート・ハンドブックを見る

マウンテンリゾート研究会シンポジウム2024

(2024年7月25日 by Shotaro)

マウンテンリゾート研究会が主催するシンポジウムにて、”気候変動とスノーリゾートによる取組~サステナブルリゾートアライアンスの事例から~”というテーマで、スキー場や自治体、観光事業に関わる方々にお話させていただきました。このシンポジウムには、マウンテンリゾートに関連する様々なテーマが盛り込まれていて、日本のスキー産業の現在地を知る貴重な場。基調講演やコロラド視察報告では、気候変動とそれに対応する(主にアメリカ)の取り組みなどもしっかりと時間を割いて紹介されていて、気候変動の問題理解や対応する取り組みは、今後のスキー場運営にとって重要なテーマであることも示されていました。SUSTANABLE RESORT ALLIANCE(SRA)のスタートによって、スキー場の皆さんと交流する機会が増えています。自分たちの遊び場をグリーンに!を目標に、滑り手の代表として、このような機会を活かしていきたいと思います。

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