スキー場の皆様へ
スキー場の皆様へ
SUSTAINABLE RESORT ALLIANCEとは
スキー場を未来に繋ぐために
近年、雪不足やシーズンの短縮など、気候変動の影響を実感する場面が増えています。
  これからもスキーやスノーボードを楽しめる未来を守るために、私たちは2023年12月、全国16のスキー場とともに「SUSTAINABLE RESORT ALLIANCE(サステナブル・リゾート・アライアンス/SRA)」を立ち上げました。
SRAは、スキー場と滑り手が一緒に「これからも滑り続けられる未来」をつくっていくためのネットワークです。サステナビリティと聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、最初の一歩は「できることから」で大丈夫です。たとえば、省エネ機器の導入や地元の食材を使ったメニューづくりなど、すでに取り組みを進めているスキー場もあるのではないでしょうか?
こうしたアクションは、環境のためだけでなく、スキー場経営にも確かなプラスになります。エネルギーコストの削減やブランド価値の向上、新しいファン層との出会いなど、サステナブルな選択はスキー場の未来を支える力になります。SRAでは、加盟スキー場どうしが学び合い、国内外の事例を共有しながら、それぞれのペースで前に進めるようサポートしています。
スキー場が続くことは、地域の自然や観光、そして雪を愛する文化が続くことでもあります。
 SRAは、スキーができる冬を未来につなぐ仲間として、スキー場とともに歩んでいきます。
スキー場を未来に繋ぐために
 
近年、雪不足やシーズンの短縮など、気候変動の影響を実感する場面が増えています。
 これからもスキーやスノーボードを楽しめる未来を守るために、私たちは2023年12月、全国16のスキー場とともに「SUSTAINABLE RESORT ALLIANCE(サステナブル・リゾート・アライアンス/SRA)」を立ち上げました。
SRAは、スキー場と滑り手が一緒に「これからも滑り続けられる未来」をつくっていくためのネットワークです。サステナビリティと聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、最初の一歩は「できることから」で大丈夫です。たとえば、省エネ機器の導入や地元の食材を使ったメニューづくりなど、すでに取り組みを進めているスキー場もあるのではないでしょうか?
こうしたアクションは、環境のためだけでなく、スキー場経営にも確かなプラスになります。エネルギーコストの削減やブランド価値の向上、新しいファン層との出会いなど、サステナブルな選択はスキー場の未来を支える力になります。SRAでは、加盟スキー場どうしが学び合い、国内外の事例を共有しながら、それぞれのペースで前に進めるようサポートしています。
スキー場が続くことは、地域の自然や観光、そして雪を愛する文化が続くことでもあります。
 SRAは、スキーができる冬を未来につなぐ仲間として、スキー場とともに歩んでいきます。
将来の年最深積雪(全国平均)(%)

「日本の気候変動 大気と陸・海洋に関する観測・予測評価報告書」文部科学省 気象庁
 https://www.data.jma.go.jp/
 cpdinfo/ccj/2020/pdf/cc2020_honpen.pdf
気候変動が冬に与える影響
現在気候(1980~1999 年平均)の下での年最深積雪(一冬で最も多く雪が積もった量)を 100 としたときの、将来(2076~2095 年平均)の年最深積雪。北海道の一部地域を除き、地球温暖化に伴い、降雪・積雪は減少し、雨が増え、雪が降る期間が短くなると予測されます。
気候変動が冬に与える影響
現在気候(1980~1999 年平均)の下での年最深積雪(一冬で最も多く雪が積もった量)を 100 としたときの、将来(2076~2095 年平均)の年最深積雪。北海道の一部地域を除き、地球温暖化に伴い、降雪・積雪は減少し、雨が増え、雪が降る期間が短くなると予測されます。
滑り手はグリーンなスキー場を待っている!
2022年にPOW JAPANが実施した滑り手を対象とした気候変動意識調査において、回答者の90%以上が気候変動対策を含むサステナブルな取り組みを実践するスキー場を支持。スキー場で使用する電力を再エネへ切り替えること、スキー場からの積極的な発信、場内での脱プラ等によるゴミ削減などが期待されています。
滑り手はグリーンなスキー場を待っている!
2022年にPOW JAPANが実施した滑り手を対象とした気候変動意識調査において、回答者の90%以上が気候変動対策を含むサステナブルな取り組みを実践するスキー場を支持。スキー場で使用する電力を再エネへ切り替えること、スキー場からの積極的な発信、場内での脱プラ等によるゴミ削減などが期待されています。
取り組みの実現に向けたサポート体制
各スキー場が抱える課題は多種多様で、何から取り組めば良いかわからない、という経営者や担当者も多いはず。SRAでは、サステナブル・ハンドブックのご提供や専門アドバイザーとのネットワークなどをベースに、スキー場がゼロカーボン・サステナビリティに包括的に取り組むためのサポートを行います。
アドバイザーチーム

ルーク・カーティン
プロフィール
 ユタ州パークシティの環境サステナビリティマネージャー、およびMT2030の創設者。2022年までに市の運営でネットゼロカーボンと再生可能エネルギー100%を目指し、2030年までにはパークシティ、コミュニティ全体でも実現するよう取り組み、これは北アメリカの自治体としては最も野心的で、世界でも高いレベルの目標。パークシティに来る前は、スキーリゾートのサステナビリティと土地計画に15年間携わり、ニューヨークタイムズ、BBC、アウトサイドマガジン、パウダー、ニューズウィークなど、国際的なメディアでも取り上げられている。妻と3人の子供、そしてたくさんの動物と一緒に、パークシティの郊外で生活している。
取り組みの実現に向けた
サポート体制
各スキー場が抱える課題は多種多様で、何から取り組めば良いかわからない、という経営者や担当者も多いはず。SRAでは、サステナブル・ハンドブックのご提供や専門アドバイザーとのネットワークなどをベースに、スキー場がゼロカーボン・サステナビリティに包括的に取り組むためのサポートを行います。
アドバイザーチーム

和田 寛
プロフィール
 農林水産省、ベイン・アンド・カンパニーを経て、2014年に白馬へ。(株)岩岳リゾート代表取締役などを経て23年に(株)ズクトチエに参画し共同代表に。白馬岩岳では「世界水準のオールシーズン・マウンテンリゾート」を目指した改革に取り組み、グリーンシーズンの来場者数がウィンターシーズンを大きく超える実績を残す。
スキー場は雪と山という大自然の恵みを活用する特性上、気候変動の影響を最も受けやすいビジネスですが、近年、世界有数の豊富な降雪量を誇ってきた白馬でも小雪傾向が顕著です。こうした中、降雪投資を続けて環境負荷を強める、というだけではない解決策がないかこれまでも模索をしてきました。
 様々なスキー場経営に携わってきた・これからも携わる身として、「地球環境にも優しく、スキー場経営にも優しい」様々な取り組みを皆さんと一緒に考え、発信していきたく思っております。

ルーク・カーティン
プロフィール
 ユタ州パークシティの環境サステナビリティマネージャー、およびMT2030の創設者。2022年までに市の運営でネットゼロカーボンと再生可能エネルギー100%を目指し、2030年までにはパークシティ、コミュニティ全体でも実現するよう取り組み、これは北アメリカの自治体としては最も野心的で、世界でも高いレベルの目標。パークシティに来る前は、スキーリゾートのサステナビリティと土地計画に15年間携わり、ニューヨークタイムズ、BBC、アウトサイドマガジン、パウダー、ニューズウィークなど、国際的なメディアでも取り上げられている。妻と3人の子供、そしてたくさんの動物と一緒に、パークシティの郊外で生活している。
日本のリゾートとそのコミュニティには、他の誰かが問題を解決しようとするのを待つか、自分たちでリーダーシップをとって誇りを持って取り組むかの選択肢があります。みなさんにはリーダーシップ力とサポートがあります。目標に向かって進む選択をしませんか。

辻井 隆行
プロフィール
 1968年生まれ。早稲田大学大学院社会学科学研究科(地球社会論)修士課程修了。パタゴニア日本支社にて、リテール、マーケティング、卸売りなどの部門を経て、2009年から日本支社長。2019年秋に退任後は、自然と親しむ生活を送りながら、企業や一般社団法人などのビジョン・戦略策定を支援。現在はJリーグの執行役員として、サステナビリティ領域を担当。
気候変動問題は、利害関係者がとても多く、その影響範囲が地球全体に及ぶほど広範で、さらには未来世代にも多大な禍根を 残すという意味で、とても複雑な問題です。そして、複雑な問題を解決するためには、一部のリーダーに任せるのではなく、全て の利害関係者がリーダーシップをもって考え、行動することがとても大切です。2019年まで勤めていたパタゴニア時代にも、今、 携わっているJリーグのサステナビリティ領域でも、そのことを身をもって感じています。より多くのスノーリゾートが、企業が、地域が、滑り手の方々が、SRAの趣旨に賛同し、活動を後押しして下さることを心から願っています。私自身も一人のスノーボーダーとして、また、未来に責任を負う社会の一員として、大切なフィールドを守るために出来ることを続けていきたいと思います。

吉沢 直
プロフィール
 長野県白馬村生まれの研究者でスキーヤー。2023年に筑波大学にて、日本のスキーリゾート変遷の観光地理学研究にて博士号。またフランスのグルノーブルアルプ大学にてTourism Transitonを専門に、スキー場への気候変動の影響に関する研究にて、第2修士号を取得。現職は札幌国際大学スポーツビジネス学科、今年4月から北海道大学国際広報メディア観光学院に所属。
スキー場への気候変動の影響は世界各地で深刻化しています。SRAのアドバイザーとして、近年の世界の状況や研究動向をわかりやすく、お伝えできればと思います。スキーリゾートは、日本における気候変動の影響を受ける地域の「最前線」です。その場所から起こす、未来に向けてのムーブメントに携われることを誇りに思っています。日本のスキー場は、立地が一部地域に集中する諸外国と異なり、北は北海道、南は九州まで広い分布が特徴的です。そのスキー場がSRAにより拠点となり、全国各地で気候変動の影響の発信や脱炭素化を進めることで、日本社会全体に影響を与えていく力を持っていると思っています。
他にも様々な方法でスキー場の取り組みを支援
 
他にも様々な方法で
スキー場の取り組みを支援
 
加盟をご検討くださるスキー場様へ
SRAへの加盟条件
◯下記2つのコミットメントへの同意、及び同意書への署名
◯SRA内での情報共有(機密情報を除く)
加盟をご検討くださる
スキー場様へ
SRAへの加盟条件
◯下記2つのコミットメントへの同意、及び同意書への署名
◯SRA内での情報共有(機密情報を除く)











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