月間活動報告 | 2022年3月
春の陽気を感じつつ、真冬のような積雪も観測した3月は、雪上イベントなど皆さんと直接お会いする機会を多くいただきました。また、パートナーでもあるパタゴニアが東北のスキー場を巡りウェアやギアの修理を行うWORN WEAR SNOW TOURでは、POW JAPANの活動紹介や意識調査への協力をいただいたほか、同イベントにてアンバサダーの丸山春菜さん(SLOPE PLANNING )や中島力さんにはPOWへのチャリティーを目的としたライディングセッション「RIDE FOR FUTURE」を企画してくださいました。エイブル白馬五竜スキー場、八方尾根スキー場、しらかば2in1 スキー場、かたしな高原スキー場を中心に気候変動意識調査の拡散にご協力いただいたり、新しくパートナーに加わってくださったKEEN JAPANさんと一緒に「雪板体験会」を実現できたりと、POWのメッセージを届けてくださるパートナーやアンバサダー、仲間たちのおかげで、着実に「冬を守る」 ムーブメントは広がっています。
他方、ゼロカーボンに向かって行政との関わりも続いています。白馬村のゼロカーボンビジョン策定に関わらせていただいたほか、POW JAPANが活動のベースとするHAKUBA VALLEY(大町市、小谷村、白馬村)を含む北アルプス地域の行政計画(長野県次期総合5か年計画)に対して、意見を伝えられる機会をいただきました。実現に向けてまだ道のりは長いかもしれませんが、スキーヤー・スノーボーダーでもある一市民の声が行政に求められていること、届けられることは、私たちにとっても自信になります。ゼロカーボンに向かって、スキー場や企業、行政と一緒に「社会の仕組みの変化」を生み出すことに貢献できることを、皆さんにも知っていただけたら幸いです。
月間活動報告 | 2022年3月
春の陽気を感じつつ、真冬のような積雪も観測した3月は、雪上イベントなど皆さんと直接お会いする機会を多くいただきました。また、パートナーでもあるパタゴニアが東北のスキー場を巡りウェアやギアの修理を行うWORN WEAR SNOW TOURでは、POW JAPANの活動紹介や意識調査への協力をいただいたほか、同イベントにてアンバサダーの丸山春菜さん(SLOPE PLANNING )や中島力さんにはPOWへのチャリティーを目的としたライディングセッション「RIDE FOR FUTURE」を企画してくださいました。エイブル白馬五竜スキー場、八方尾根スキー場、しらかば2in1 スキー場、かたしな高原スキー場を中心に気候変動意識調査の拡散にご協力いただいたり、新しくパートナーに加わってくださったKEEN JAPANさんと一緒に「雪板体験会」を実現できたりと、POWのメッセージを届けてくださるパートナーやアンバサダー、仲間たちのおかげで、着実に「冬を守る」 ムーブメントは広がっています。
他方、ゼロカーボンに向かって行政との関わりも続いています。白馬村のゼロカーボンビジョン策定に関わらせていただいたほか、POW JAPANが活動のベースとするHAKUBA VALLEY(大町市、小谷村、白馬村)を含む北アルプス地域の行政計画(長野県次期総合5か年計画)に対して、意見を伝えられる機会をいただきました。実現に向けてまだ道のりは長いかもしれませんが、スキーヤー・スノーボーダーでもある一市民の声が行政に求められていること、届けられることは、私たちにとっても自信になります。ゼロカーボンに向かって、スキー場や企業、行政と一緒に「社会の仕組みの変化」を生み出すことに貢献できることを、皆さんにも知っていただけたら幸いです。
Frie(フリーエ) 2022
テレマークスキーイベント in YAMABOKU ワイルドスノーパーク
(2022年3月5-6日)
YAMABOKUワイルドスノーパークで開催されたテレマークスキーイベント「フリーエ2022」に出展。登って滑るバックカントリーエリアをフィールドとする方が多いテレマーカーの皆さんとお会いできる貴重な機会でしたが、ブースを訪れていただいた多くの方がPOWの活動や気候変動に関心をもっていらっしゃいました。一昨年、昨年と中止が続き今回が初のフリーエ参加となりましたが、日本テレマークスキー協会、テレマーク業界や滑り手の方々との新しい出会いが沢山ありました。
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五竜スキー場従業員向け勉強会
(2022年3月15日)
2月に続き、エイブル白馬五竜スキー場にて、従業員向けの勉強会をさせていただきました。今回の講師はアンバサダーでもありプロスキーヤー大池拓磨さん。仲間たちとともに訪れた環境大国ニュージランドでのトリップフィルム「Endangered Species」を上映し、トリップ中にチャレンジした菜食生活や電気の自給自足、ニュージーランドで気候変動に取り組むアクティビストたちについて紹介してくれました。前回の勉強会では気候変動問題の原因や現状、その解決策に向けた行動について、今回は実際にアクションを起こしている滑り手からお話をさせてもらったことで、五竜でお仕事される皆さんにもより「自分ごと」として感じてもらえていれば嬉しいです。
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雪とみらい教室
スノーリゾート信州 PRESENTS “1Dayスキー体験教室”
(2022年3月17日)
スノーリゾート信州presents「1dayスキー体験教室」イベントにて、「雪とみらい教室」をPOW JAPANが担当させていただきました。この教室は、午前午後のスキーレッスンの合間に、子どもたちが家族と一緒に雪や自然環境の変化を学ぶことが目的で、POWにとっては初めての雪上環境教育。「雪」は気温が高いと雪として存在できないよね、というお話からスタートし、現在四国や九州など温かい地域で栽培されている果物などが、近い将来に長野県で栽培できてしまうかも?、その時雪は降るのかな?など、気候変動が将来の暮らしに与える影響をクイズ形式で進めていきました。
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雪板体験会
MAKE for FUTURE RIDE
(2022年3月27日)
11月に実施した雪板ワークショップの第二弾として、アンバサダーの五明淳さん、新たにパートナーに加わったKEENさんのサポートのもと、「雪板体験会」を実施しました。滑って、登って、を繰り替えし、転がっても、メイクしても皆んなが「笑顔」になれるのが雪板の魅力。子どもから大人まで一緒になって同じ地形にチャレンジして、一緒に喜んだり、整備しなおしたり、笑顔あふれる素晴らしい時間でした。この企画のきっかけとなった林ミクさん、中澤リリコさんは「今後もこの企画を継続していきたい」と語ってくれました。
彼女たちの行動のきっかけは「地球温暖化により将来スノーボードができなくなるかもしれない」という問題意識。「より多くの人に問題意識を持ってもらい行動してほしい」という想いは、雪板ワークショップや雪板体験会というカタチを通して様々な人に届いているはずです。彼女たちと一緒に名付けたプロジェクト名「MAKE for FUTURE RIDE ー 作る・遊ぶ・考える 雪と地球のミライ」がぴったりの企画となりました。
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気候変動意識調査
(2022年3月1-31日)
スキーヤーやスノーボーダー、アウトドアスポーツを楽しむ方を対象に、「気候変動問題とその解決に向けた行動」に関する意識調査を実施しました。多くの方にご協力いただき、2,000近くの回答が集まりました。ご回答だけでなく、拡散にもご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。アンケート結果はPOW JAPANのWEBサイトなどで一般公開を予定しています。また、スキー場やアウトドア業界、行政などの変化を後押しする貴重な「声」として活用させていただきます。
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メディア掲載情報
SURF&SNOW
2022「スノーリゾート信州 PRESENTS “1Dayスキー体験教室”in 車山高原SKYPARKスキー場 」レポート
:「雪とみらい教室」の様子が掲載されています。
BRAVO MOUNTAIN
アウトドア業界のSDGsを牽引する! スキーヤー・スノーボーダーたちが発信する活動の“うねり”【POW Japan】
:アウトドアメディアの「BRAVO MOUNTAIN」にPOW JAPANの活動を取り上げていただきました。
信濃毎日新聞
白馬バレーの雪 温暖化から守れ(2022年3月4日)
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IPCC報告書 ““温室効果ガスさらに排出削減を” 国連のIPCCが8年ぶり報告書
「世界各国の科学者でつくる国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」は、温室効果ガスの削減対策などに関する報告書を8年ぶりに公表しました。地球温暖化を1.5度に抑えるには、世界全体の排出量を2025年には減少に転じさせ、その後、大幅に削減する必要があるとして対応の必要性を訴えています。報告書では、世界の温室効果ガスの排出量は近年も増加を続け、現在各国が表明している2030年の削減目標では、平均気温の上昇は、気候変動による深刻な影響が広がるとされる「1.5度」を超える可能性が高いとしています。そのうえで「1.5度」に抑えるには、世界全体の温室効果ガスの排出量を遅くとも2025年までに減少に転じさせたうえで、2030年に2019年と比べて43%程度、2050年に84%程度まで大幅に削減する必要があるとしています。報告書では、排出削減について部門別にも分析されていて、中でも排出量の3分の1を占めるエネルギーの部門は大きな転換が必要だとしています。」(出典:NHK WEB)
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