月間活動報告 | 2023年7月

世界の平均気温の推移

日本各地で”猛暑日”が当たり前のように続く今年の夏。それもそのはず、7月の世界の平均気温は観測史上最も暑かったのだから。国連のグテーレス事務総長は、「地球は沸騰化の時代」に入ったと述べ、「地球の気温上昇を1.5℃に抑え、気候変動による最悪の事態を回避することはまだ可能。しかし、それには劇的で即座の気候変動対策が不可欠」と発言。また、バイデン大統領は、気候変動は「存続に関わる脅威」であり、「気候変動の影響を否定できる人はもはやいない」と述べています。一方、日本のメディアでは猛暑や異常気象の原因に「気候変動」や「温暖化」が関連づけられること、その対策を急ぐ必要があることまでは、残念ながら、なかなか報じられません。

脱炭素などの気候変動に対する早急な「緩和策」はもちろんのこと、異常気象による水害や森林火災などの災害、身体への影響、生物多様性への影響、農作物や海産物への影響などといった、気候変動が深刻化するにつれ発生する様々な事象への「適応策」も早急に向き合う必要があるフェーズが近づいているのかもしれません。

9月18日は東京・代々木公園で、「Fridays For Future Tokyo」「ワタシのミライ」や「さようなら原発」が主催となり、深刻化する”気候危機”に対する早急な対策、そして化石燃料や原発に依存しない「再エネ100%と公正な社会」の実現、誰もが安心して暮らせる未来を目指したイベントとパレードが開催されます。POW JAPANはアンバサダーやパートナーと一緒にブース出展し、パレードにも参加します。

自然を愛する私たちだからこそ、伝えられる「声」がある。むしろ、未来を生きる子どもたちや若者たちのために、声をあげ、気候変動をこれ以上深刻化させないような「社会」へと変化させていく責任がある。9月18日、POW JAPANはできるだけ多くの仲間たちと一緒に、パレードを歩きたいと思っています。合言葉は「MARCH FOR THE DAY」。仲間と一緒に、楽しく歩くだけでも十分。アウトドアコミュニティのポジティブなエネルギーは、きっとイベント全体に大きな影響を与えるはずです。

0918 ワタシのミライの詳細はこちら!

月間活動報告 | 2023年7月

世界の平均気温の推移

日本各地で”猛暑日”が当たり前のように続く今年の夏。それもそのはず、7月の世界の平均気温は観測史上最も暑かったのだから。国連のグテーレス事務総長は、「地球は沸騰化の時代」に入ったと述べ、「地球の気温上昇を1.5℃に抑え、気候変動による最悪の事態を回避することはまだ可能。しかし、それには劇的で即座の気候変動対策が不可欠」と発言。また、バイデン大統領は、気候変動は「存続に関わる脅威」であり、「気候変動の影響を否定できる人はもはやいない」と述べています。一方、日本のメディアでは猛暑や異常気象の原因に「気候変動」や「温暖化」が関連づけられること、その対策を急ぐ必要があることまでは、残念ながら、なかなか報じられません。

脱炭素などの気候変動に対する早急な「緩和策」はもちろんのこと、異常気象による水害や森林火災などの災害、身体への影響、生物多様性への影響、農作物や海産物への影響などといった、気候変動が深刻化するにつれ発生する様々な事象への「適応策」も早急に向き合う必要があるフェーズが近づいているのかもしれません。

9月18日は東京・代々木公園で、「Fridays For Future Tokyo」「ワタシのミライ」や「さようなら原発」が主催となり、深刻化する”気候危機”に対する早急な対策、そして化石燃料や原発に依存しない「再エネ100%と公正な社会」の実現、誰もが安心して暮らせる未来を目指したイベントとパレードが開催されます。POW JAPANはアンバサダーやパートナーと一緒にブース出展し、パレードにも参加します。

自然を愛する私たちだからこそ、伝えられる「声」がある。むしろ、未来を生きる子どもたちや若者たちのために、声をあげ、気候変動をこれ以上深刻化させないような「社会」へと変化させていく責任がある。9月18日、POW JAPANはできるだけ多くの仲間たちと一緒に、パレードを歩きたいと思っています。合言葉は「MARCH FOR THE DAY」。仲間と一緒に、楽しく歩くだけでも十分。アウトドアコミュニティのポジティブなエネルギーは、きっとイベント全体に大きな影響を与えるはずです。

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パートナー KEEN

社員向け気候変動講習

(2023年7月4日 by Seto)

キーン・ジャパンのオフィスに伺い、会場とオンラインのハイブリッド形式で気候変動講習を実施しました。 アウトドアを愛するブランドとして「地球と人にやさしいものづくり、地球を守る、世界をポジティブに変えていく」ことを理念に、企業DNAでもある「KEEN EFFECT」というCSR活動を続けているキーン。 全てのアウトドアアクティビティに影響を与える気候変動問題の解決は、同時にKEEN EFFECTの様々な活動の課題解決にも関連するため、皆さん高いモチベーションで参加されていました。「企業として1年後に何ができるか?」というテーマで実施したグループワークでもたくさんのアイデアが出て、今後、実際にどんなアクションに繋がっていくかが楽しみです。 勉強会後の交流会では、美味しいビーガン料理をご用意いただき「食」を入り口にライフスタイルや環境について話たりと、私たちもキーンらしいポジティブなエネルギーをもらって素敵な時間を過ごすことができました。

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白馬村

ゼロカーボン実現に向けた研修会

(2023年7月26日 by Shotaro)

白馬村が主催するゼロカーボン研修会に参加してきました。6月、白馬村に対して村民、事業者有志とともにゼロカーボン行動計画提言を行った際に、村役場職員に向けた研修の内容も同時に提案したのですが、その内容をそのまま受け入れてもらい研修会が実現。Climate Integrate 代表の平田仁子さんにご講演いただき、職員の参加だけでなく、村民にも開かれた形で開催することができました。役場職員、村民が同じ場で同じ話(しかも、平田さんの講演!)を聞けたことは、今後の取り組みを検討する上でも、とても意味のあることだった思います。地域での取り組みを紹介するパートでは、POW代表の小松もスピーチをさせていただきました。最後に参加者全員でのグループワークを行い、参加者間の研修を通しての気づきをシェア。地域のゼロカーボンを進める上で、住民、事業者、行政の協業は欠かせませんが、それを具現化できた今回の研修は大きな成果の一つと言えます。白馬村がゼロカーボンの先進地域となって他地域にも良い影響を与えられるように、継続した実践を続けていきたいと思います。

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 ボランティア

POW CREWミーティング

(2023年7月23日 by Take/POW CREW)

全国各地のPOW CREWを繋いだ拡大ミーティング(オンライン)を開催しました。 POW CREW発足から約半年が経ち、関東や関西エリアでも少しづつムーブメントのうねりが起き始めています。 ミーティングでは、各エリア(関西・白馬・八ヶ岳)のこれまでの活動報告を行い、後半は小ルームに分かれ個々の想いや今後の運営についてのディスカッションを行いました。 各地で産声をあげたバイブスをクルーの皆さんにしっかりと共有できていなかったこと。地域同士の連携不足や、クルー一人ひとりの情熱を融合できていないことが課題だと感じていたタイミングで実施された今回のミーティング。 たくさんの気づきとパワーをお裾分けいただきました。 後日、事務局も含めて今後の運営体制などを改めて確認。少しづつではありますが、より良い方向へと舵を切れるよう頑張っていきますので、引き続きよろしくお願い致します。

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アンバサダー大池拓磨

Hot Planet Cool Athletes for クラリティーキャンプ

(2023年7月31日 by Chisato )

毎年、青木湖のほとりで、首都圏からの小学生を対象に行われているサマーキャンプ。1週間ものプログラムの初日に、POW JAPANHot Planet Cool Athletesの講演をさせていただきました。今回、講師を担当してくださったのは、小谷村の白馬乗鞍温泉スキー場を拠点に活動するアンバサダー大池拓磨さん。トレードマークの長いドレッドヘアを見せながらあっという間に子供たちの注目を集める姿は流石。拓磨さんは、子供たちがよりわかりやすく自分の活動のイメージをできるように自身の使っているギアや写真を用意して展示スペースを作ってくださいました。講演の前半では、拓磨さん自身の活動を紹介する中で、自然を愛する気持ち、感謝する持ちを何度も繰り返し伝えていました。後半は、気候変動・地球温暖化について理解してもらう時間。小学校低学年でも分かりやすく、自分ごととして感じられるような内容でありながら、自然を大切にし、そのためにできることを考えるキッカケを与えられる内容でした。前半後半の合間の休憩時間には、拓磨さんと子供たち皆で、青木湖で思いっきり水遊び。一緒に自然の中で遊ぶことで、皆で一緒に自然を守ろうという気持ちが育まれる、という拓磨さんの思いを実現できた時間でした。

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気候ネットワークウェビナーに登壇

(2023年7月31日 by Hitomi)

気候ネットワークが主催するウェビナー「小・中規模自治体でもゼロカーボン行動計画!連続ウェビナー」に事務局から高田と鈴木が登壇。6月に白馬村へ提出した「2030年をターゲットとしたゼロカーボン行動計画」について、その背景や行動計画プロセスにまつまるストーリーについてお話しさせていただきました。ウェビナーには100名を超える方にご参加いただき、同じような規模の自治体における住民主体(あるいは住民参加)の行動計画策定への関心の高さを感じました。私たちも行動計画策定にあたり、その内容は他地域の先行事例を参考にさせていただきましたが、(人材や資源を含む)各地域の特性や強みを認識しビジョンや想いを共有・確認しながら進めていくことも、重要なポイントかもしれません。Youtubeにアーカイブされていますので、ぜひご覧ください!

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メディア掲載情報


CoyoteNo.80 特集 パタゴニア、未来を語る」(2023年7月15日発売)

:パタゴニアの創業50周年を記念して特集されたcoyoteに代表理事小松吾郎の記事が掲載されています。


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