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月間活動報告 | 2022年8月

POW JAPANの活動拠点でもある長野県は、秋の気配が漂い、早くも夏の終わりを迎えてしまった8月末でしたが、皆さんのお住まいのエリアはいかがでしょうか。

今回のMonthly Reportの気候変動ニュースでも掲載していますが、パキスタンでは豪雨が続き大変な洪水が発生、国土の1/3が水没。パキスタンは「気候変動の影響を最も受ける国のひとつ」とも言われています。温室効果ガスの排出量は先進国と呼ばれる国々よりも少ないのに、気候変動の直接的な影響を大きく受ける。このような不公平を正していこうというのが「Climate Jusutice ; 気候正義」の考えです。私たちは「遠い国での出来事」としてニュースをただ受け取るだけでなく、その責任にも気づき行動するタイミングが来ています。

さて8月、私たちは初めてニセコにてイベントを開催しました。今回は長野から北海道までフェリーで移動。飛行機なら2時間ちょっとで着く距離を、16時間かけて移動する船旅。海況によってはハードな旅ですが、時間に余裕を持てるときは船旅を選んでみてはいかがでしょうか。環境により負荷の少ない選択肢ではあることはもちろん、何でも早いことが正義な時代に、気づかせてくれることがあるかもしれません。飛行機をチョイスした場合でも、今では航空各社が様々な「カーボンオフセット*」のプログラムを提供しているので、ぜひ調べてみてください。

*フライトによるCO2排出量と同量のCO2削減、吸収および回避を目的としたプログラム

月間活動報告 | 2022年8月

POW JAPANの活動拠点でもある長野県は、秋の気配が漂い、早くも夏の終わりを迎えてしまった8月末でしたが、皆さんのお住まいのエリアはいかがでしょうか。
今回のMonthly Reportの気候変動ニュースでも掲載していますが、パキスタンでは豪雨が続き大変な洪水が発生、国土の1/3が水没。パキスタンは「気候変動の影響を最も受ける国のひとつ」とも言われています。温室効果ガスの排出量は先進国と呼ばれる国々よりも少ないのに、気候変動の直接的な影響を大きく受ける。このような不公平を正していこうというのが「Climate Jusutice ; 気候正義」の考えです。私たちは「遠い国での出来事」としてニュースをただ受け取るだけでなく、その責任にも気づき行動するタイミングが来ています。
さて8月、私たちは初めてニセコにてイベントを開催しました。今回は長野から北海道までフェリーで移動。飛行機なら2時間ちょっとで着く距離を、16時間かけて移動する船旅。海況によってはハードな旅ですが、時間に余裕を持てるときは船旅を選んでみてはいかがでしょうか。環境により負荷の少ない選択肢ではあることはもちろん、何でも早いことが正義な時代に、気づかせてくれることがあるかもしれません。飛行機をチョイスした場合でも、今では航空各社が様々な「カーボンオフセット*」のプログラムを提供しているので、ぜひ調べてみてください。
*フライトによるCO2排出量と同量のCO2削減、吸収および回避を目的としたプログラム

ひらふ祭り
(2022年8月20日)

ニセコひらふ祭りにてブース出展、ニセコのみなさんにご挨拶する機会をいただきました。実はニセコ、自分(代表小松)の地元なんです。30年以上昔の話ですが。会場は小学校の頃によく遊んでたグラウンドで、面影が全くないくらい周りの景色は変わっていましたが、変わらない羊蹄山の姿を見て、いろんな思いが浮かびました。

そんな場所で、スピーチの時間を貰ったもんだから、抑え気味でも、熱が入ります。我が半生(反省?)も交えつつ、 POW が取り組む気候危機や雪の話をさせていただき、沢山の方に真剣に聞いていただけて、なんだかとても嬉しかったです。日本を代表するスノータウンには、やっぱり日本を代表する濃いスノーカルチャーがあって、雪を愛する人たちが世界中から集まっているんだ、と改めて感じたところです。POW のブースでも沢山の人たちとお話をし、沢山の出会いがありました。ニセコのみんなと、「冬を守る」「自然を守る」という部分でしっかり繋がれたのは、とても意味深い。そして(元ローカルの)自分にとって、なんとも言えない感慨ぶかいものがありました。

繋がってくれた皆さま、関係者の皆さま、ローカルの皆さま、この場を借りて、ありがとうございます。もちろん、お祭りも、皆さんのバイブスも、最高でした!

Photo: Yoichi Watanabe

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POW ミーティング in Niseko
ニセコの雪と未来を考える
(2022年8月21日)

ニセコで初めてのPOW イベントを開催しました。前半はPOW JAPAN や気候変動についてお話し、後半は”地域”をテーマに二人のゲスト(ニセコ町環境モデル都市推進係 長谷部翔馬さん/BIG FIGHT MATSUMOTO 松本新 さん)をお招きし、ニセコ町の行政の取組や、尻別川源流域での巨大風力発電計画についてお話しいただきました。会場は「ニセコ倉庫群」という、古い農業倉庫をリノベした雰囲気の良い石蔵の空間。そこには100名以上のスキーヤー、スノーボーダーが集まってくれました。会の途中で参加者の方のアウトプットを目的としたグループワークを設けたものの、当初は盛り上がらなかったらどうしようか、と少し不安に思っていましたが、はじまってみれば皆さん積極的にお話ししてくださり、自然環境やニセコの未来を考え、語り合う機会となりました。ニセコ町長や副町長も参加してくださり、地域に暮らす滑り手たちの関心の高さに驚かれていました。後援のニセコ町や協力企業の皆さまをはじめ、沢山のローカルのサポートがあってこその開催できたイベントでした。あらためて、ニセコの皆さんに感謝をお伝えすると同時に、この一歩を次に繋げていくためにも、次回のアクションについてもローカルの皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

Photo: Yoichi Watanabe

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地域と暮らしのゼロカーボン勉強会
「食とゼロカーボン」
(2022年8月24日)

今回のテーマはすべての人の暮らしに関わる「食」。農作物が育つ過程(厳密に言えば農地を確保する段階から)や畜産、輸送、食料廃棄に至るまで、「食」が関わる分野の温室効果ガス(GHG)排出量は、世界全体から排出されるGHGの1/3を占めるということをご存知ですか?毎日の「食」が地球温暖化に加担している・・・裏を返せば、毎日の「食」で地球温暖化の解決に貢献できる!とはいっても、フードシステム全体を解決しようとしても自分ごとにするには難しい。

そこで今回は「自分ごと化」するためのヒントを探るため、長野県安曇野市で畑と食卓をつなぐ八百屋「よろづやいっかっく」を営み、シェフでもある崎元伸郎さん、生歩子さんをお招きしてお話しを聞いていきました。自ら畑に足を運んで農家さんを応援、野菜は全て買い取りで、お店ではさまざまな工夫を凝らしてお客様にお野菜の魅力や美味しい食べ方を伝えていらっしゃるほか、定休日にはお店で残ったお野菜も使って「子ども料理塾」なども開講されています。印象的だった言葉は「愛情ベースの循環」。服などもそうですが、このお野菜を誰が、どんなふうに作ったか、それを知るだけで愛おしくなって、格段に美味しく感じたり、大切にしたくなったりしますよね。意識的になることで、次の選択や行動が変わり、それは豊かで美味しい食生活へのシフトにも繋がり、結果的にはゼロカーボンにも繋がる、そんなヒントをもらえる時間でした。

お二人の作るごはんはとっても美味しくて、お店には美しいお野菜やスパイスやドライフルール等の量り売りが並び、とてもワクワクする空間ですので、ぜひ近くにいらした際には立ち寄ってみてください。WEBサイトやInstagramでは惜しみなくレシピもシェアしてくれていますので是非ご覧ください!
WEBサイト:https://ikkaku-yorozu.com/
Instagram:https://www.instagram.com/ikkaku_yorozu/

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メディア掲載情報


(re)generate! MAGAZINE
:5月に参加した(re)gerenerate!1での小松吾郎、アンバサダーの中島力、大池拓磨のトークショーの様子をレポート&音声配信という素晴らしい形で公開していただきました。 >>音声配信はこちらから


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