月間活動報告 | 2022年7月

ヨーロッパ各地で猛暑が続き、熱波や山火事、氷河の崩壊などのニュースが続き、国内においても40℃越えの予想がされるなど、温暖化の影響が地球規模で顕著に現れています。みなさま、どうかお体に気をつけてお過ごしください。

7月10日に実施された参議院議員選挙の投票率は52.05%(2019年参院選 は48.90%、3.25ポイント増)、同日に行われた白馬村長選の投票率は76.02%でした。仲間たちとの会話やSNSなどを見ても、以前よりも選挙への関心が高まっていたり、積極的に情報を発信する人が増えているように感じます。白馬村長選では、投票前に2人の候補者とお話しする機会をいただきましたが、気候変動対策や環境問題に対しても高い関心を持ち、どちらがリーダーになっても、一緒に良い方向へ歩んでいける希望がもてました。それは今回の投票率や周囲の反応にも表れていると思います。

戦争や物価上昇が続くなか、地球の温暖化は止まらず、気候変動が日本国内の暮らしにも影響を与えはじめている今、国の方向性はとても重要な鍵を握っています。その方向性を決める政治家たちを選ぶ「責任」は、選挙権を持つ私たち一人ひとりにあるのです。今年は暮らしにより身近な地方選挙も各地で予定されていますので、引き続き関心を持ち続けましょう。

月間活動報告 | 2022年7月

ヨーロッパ各地で猛暑が続き、熱波や山火事、氷河の崩壊などのニュースが続き、国内においても40℃越えの予想がされるなど、温暖化の影響が地球規模で顕著に現れています。みなさま、どうかお体に気をつけてお過ごしください。
7月10日に実施された参議院議員選挙の投票率は52.05%(2019年参院選 は48.90%、3.25ポイント増)、同日に行われた白馬村長選の投票率は76.02%でした。仲間たちとの会話やSNSなどを見ても、以前よりも選挙への関心が高まっていたり、積極的に情報を発信する人が増えているように感じます。白馬村長選では、投票前に2人の候補者とお話しする機会をいただきましたが、気候変動対策や環境問題に対しても高い関心を持ち、どちらがリーダーになっても、一緒に良い方向へ歩んでいける希望がもてました。それは今回の投票率や周囲の反応にも表れていると思います。
戦争や物価上昇が続くなか、地球の温暖化は止まらず、気候変動が日本国内の暮らしにも影響を与えはじめている今、国の方向性はとても重要な鍵を握っています。その方向性を決める政治家たちを選ぶ「責任」は、選挙権を持つ私たち一人ひとりにあるのです。今年は暮らしにより身近な地方選挙も各地で予定されていますので、引き続き関心を持ち続けましょう。

Hot Planet Cool Athletes
at 全国勤労者スキー協議会 山スキー部会
(2022年7月16日)

2021年11月に東海地方の会員様を対象にお話しした全国勤労者スキー協議会 、今回は同協議会の山スキー部会の皆さまにオンラインで「Hot Planet Cool Athletes」を実施。気候変動問題の解決に向けてどのようなアクションができるかをお話しました。 同協議会は、“自分たちで考え、行動する組織”として、これまでも傷害や遭難救出の基金を整えたり、環境調査をされていて、気候変動問題についても。 全国に多くの会員がいらっしゃる全国勤労者スキー協議会の中でも、「冬を守るムーブメント」や仲間が広がっていることを心強く感じます。

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Hot Planet Cool Athletes
全日本ウィンタースポーツ専門学校
スキー科・スノーボード科
(2022年7月19日)

全日本ウィンタースポーツ専門学校(新潟県妙高市)のスキー科・スノーボード科にて環境教育プログラム「Hot Planet Cool Athletes」を開催しました。今回の語り手はアンバサダーの中島力さん、隣接の信濃町からアンバサダー小西隆文さんも参加しました。

気候変動講習の後には「風力発電開発」を題材に、開発推進派と反対派に別れて模擬討論会を実施。気候変動問題の解決策として再生可能エネルギーを増やす必要がある一方、地域外への送電を目的とした発電計画や、生態系や景観への影響など、「再エネだからすべていい」というわけではなく、考慮すべきポイントはいくつもあります。そこで模擬討論では「自ら情報を得て、疑問・反対の意見がある場合は伝えなければ、知らないうちに様々なことが決まってしまうこと」「自分の意見を伝え、相手の意見も聞き、落としどころを見つけること」を体感することを目的としました。
終盤は活発に意見交換がなされ、スキーヤー・スノーボーダーを目指す生徒さんたちと楽しいセッションでした。

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登壇
「第3回パリ協定とSDGs のシナジー強化に関する国際会議」
(2022年7月20日)

環境省が主催する国連の会議「第3回パリ協定とSDGs のシナジー強化に関する国際会議」において、POW JAPAN の取組を発表させていただきました。セッションの目的はアジアで気候変動対策に取り組むステークホルダーの”グッドプラクティス”を世界へ発信すること。写真家/Stuben Magazineの渡辺洋一さんと環境省の中原一成さんに今回の会議へのご縁を繋いでいただき、パートナーの八方尾根開発と共に、気候危機の解決に向けた地域の変化をお話しました。国連のイベントという大舞台でメッセージを届けられたこと、アジア各国の若者、団体、企業の取り組みやメッセージを共有できたことは、今後の活動の糧となりそうです。この登壇の様子は、録画にてご覧いただけます。

録画を見る
(POW JAPANの登壇は動画41:00ごろよりスタート)

photo:Yoichi Watanabe/Stuben Magazine

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ゼロカーボン勉強会
「EVの今を知ろう」
(2022年7月22日)

今月の「地域や暮らしのゼロカーボン勉強会」、テーマは”EVの今を知ろう”でした。これまでは関心はあっても、車種や価格によって選択肢から外れてしまう声が多かった印象でしたが、EVを取り巻く状況はすごいスピード変化しつつあります。短距離利用(街や特定のエリア)やシェアリング、移動するバッテリーとしての僻地や災害時の電源利用など、今までの自動車の概念になかった特徴も見逃せません。何より、アウトドア遊びに欠かせない移動に、CO2の排出がないのは気分が良いですね。今後もEVの動向を注目していきたいです。

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