『気候変動&地域経済シンポジウム』レポート by Riki Nakajima
『気候変動&地域経済シンポジウム』にお越しいただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!
閉会後にパシャリ!
それぞれに感じること、思うことは様々かだとは思いますが、グローバルな気候変動のこと、ローカルな暮らす土地のことを考えるきっかけになったとしたら、とっても嬉しいです。
雪が冬が好きな人、白馬が好きな人………つながりました!
動画や画像を交えての当日の様子は、後日POWのウェブサイトから報告させていただきますが
POW Japanアンバサダーの中島力から届いたレポートをお届けします。
POWブースで来場者にメッセージを伝える中島力
POW Japan アンバサダーも集合! 三人寄れば文殊の知恵。
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「シンポジウムを終えて」 中島 力(POW Japan アンバサダー)
気候変動、その現状をつぶさに見つめ向き合っている枝廣さん、さまざまな取り組みでスキー場からその問題に向き合い改善させてきたルークさん。
そんなトピックや人にひかれて多くの人が集まった。
その中には数多くの雪山で見かける顔が会場を訪れていた。
いや、半分以上がそうだったと思う。
この手のシンポジウムにこれ程多くのスキーヤー、スノーボーダーが集まったことは今だかつてなかったと断言できる。
Protect Our Winters Japan(以後:POW japan)が発足して、その発足を伝えるローンチイベントは2月に終えていたし、その後も各メンバーによる細かなアクションはとられていたものの、今回のシンポジウムこそが対外的にその実態を知ってもらうための第一歩となったのではないかと思う。
POW japanの思うところ。
危惧している内容、理由や行動を起こすべき待ったなしの現状。
目指すべき方向性と道筋のヒント。
シンポジウムというと堅苦しいイメージが先行してしまい苦手意識を持ってしまう人もいるかもしれないが、自分達が遊ぶフィールドを守るためのひとつのミーティングだと思えばどうだろう。
確かに、もちろん科学的な見解や経済学的な要素もしっかりと話されるが、POWというスキーヤー・スノーボーダーたちが企画運営し、スキーヤー・スノーボーダーたちが集まるイベントらしい会話や雰囲気がそこにはしっかりと存在していた。
僕はこの団体のアンバサダーとして仲間に迎え入れられ紹介していただいているが、このシンポジウムの開催に至る以前のミーティングから参加させてもらっていた。
代表の小松吾郎さん、事務局長の高田翔太郎くんをはじめ、有志の仲間があつまり今回のシンポジウムとしてのメッセージがどうすれば参加者の胸に入っていきやすいか、ということを何度も何度も話し合いをしていた。
その中でも最も皆が意識をして話していたのが「どうすればそこで得た情報や知識を、その先に行動として形にしていけるか。」ということだった。
そう、これはあくまでも情報と解決の道筋となるヒントの提供で、その現状を変えられるかどうかは自分達の実際におこす行動次第。
「私ひとりがやったところで何も変わらない。」
そうかもしれない。
でも、ひとりからでも始めなければ何もかわらない。
さまざまな考え方が世の中にはあり、ときに意見の違いは摩擦を生むこともある。
でも、僕たちは同じ雪を、同じ斜面を共有し笑顔でハイタッチすることのできる最高の時間を知っている。
その時間をこの先もみなで共有できる環境が続いていくように向き合い、話し合っていきたい。
そして、”そのメッセージ” はそのまま自分に返ってくる。
自分に何ができるのか。
何からなら、自分にも始められるのか。
そんなことを考え、行動を起こした先にやってくる冬や雪は、時間は、今までよりもよりいとおしく思えるのではないだろうか。
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