雪の降らない街神戸に生まれ、19歳からスノーボードを始めながらも、日本のスロープスタイル界の第一人者として活躍。『最も一般のスノーボーダーと距離の近いライダー』として絶大な指示を受けていたが、33歳の時に撮影中の事故で脊髄損傷から下半身不随となり、一生車いすの生活を宣告される。その後1年以上の入院、リハビリで奇跡的に自立歩行まで回復。右足に著しい機能障害は残るものの『WE RIDE FOREVER』のマインドで生涯スノーボーダーとして雪上に復帰。滑り以外にも、『大阪KINGS』 の設立、スノーパーク『THE PARKS』の運営、POWのパートナーでもあるアプリ『yukiyama』の監修、角野友基ら世界レベルのライダーを輩出したチーム『HYWOD(ハイウッド)』の創立・運営など、多分野に渡ってその全てを自らがプロデュースし、ライフワークとしてスノーボードに携わり続け、業界を盛り上げる。パラスノーボードクロス競技では、ワールドカップに表彰台り、2022年北京パラリンピックでは入賞を果たす。

事故後、多くのポジティブな力に助けられて復帰した大切な経験・学びから、自身もポジティブな影響を持てる人間になりたいと心から感じられるようになった。気候変動問題に対しても自分のやり方で前向きに取り組もうと考え、POWアンバサダーに加わり、パラの選手として、yukiyamaというプラットフォームを運営する人間として、気候変動問題に関する知識を学び、自分なりに追及しながら、自分、スキーヤー、スノーボーダー、そして地球にとっていい方向へ進むような情報発信を行い、ポジティブな仲間を増やしていく活動を始める。